20230709、ノート、レガシー他のイジリ
カービューティープロガレージレグの中村です。
今日は車検を控えた日産ノートのイジリからです。
お客様は入庫の際にきちんと洗車を実施してお持ち頂けました。
やはり車はきれいな方が良いですよね、特に濃色なボディーカラーのおくるまは。
入庫して早速リフトに載せて各部を点検いたします。
こちらのノートのお客様は時々お出でになってオイル交換等をなさっていただけるので、その際にも各部を点検して不良個所をその都度ご指摘して
修理をしていただいてるので、今回特に「だめっ」っていう所はありませんでした。
そんな中、気になったのがヘッドライトの黄変化ですね。
このままですと、テスターで検査した場合に光量不足で不合格になってしまう為、得意のライト磨きを実施いたします。
まずは、磨き前画像です。
この状態を念入りにポリッシャーにライト専用のコンパウンドを少量づつ付けて磨きあげていきます。
その際、他の部分を傷つけたりしないようにマスキングを施してあります。
この様にリフトに載った状態ですと腰を折らなくて磨きやすい姿勢をとりやすくて体に優しくなります。
そして、磨き終えた状態になります。
どうでしょう?
磨き前に比較すると透明度がアップしているのがわかるかと思います。
この様な状態で、更に光軸等(光の向き)に狂いが無ければ無事にパスすることが出来るはずです。
続いてはスバルレガシーのエアコン診断になります。
最近異常な程暑くなってきたので、エアコンの効かない車内は灼熱地獄になりますよね~
走行中に熱中症なんて事になって事故にも繋がりかねませんから、とても大事な装備ですよね。
早速マニホールドゲージを取り付けて診断してみると、圧力計の針が正常な位置を示さずにどうも低いような感じでした。
でも、エアコンコンプレッサーはきちんと作動しております。
風もきちんと吹き出します。
最近のお車ですと考えにくいですが、このレガシー様、年式が少し古いようですので、ガスがどこからか少量づつ漏れてる可能性がありますが、
今回はご予算の都合もあって、取り敢えず今季だけエアコンが効けばいいという事もあり、取り敢えず冷媒ガスR134を充填する事になりました。
今、入ってる量が定かでない為マニホールドゲージの針を見ながら少しづつ充填していきます。
程良い位置に針が落ち着いたころに実際の吹き出し口の温度を計測してまます。
この温度計、実は度重なる落下の影響で実際の温度より多く表示してしまいます。
おおよそプラス4℃くらいの狂いがあります。
よって、今の吹き出し口の温度は10℃だと判断が出来ます。
このくらいの温度が吹き出せば涼しい風よりも冷たい風と感じます。
これにて、レガシーのエアコン診断及び対策は終了になります。
続いては、トヨタGR86で、ジムカーナというモータースポーツをしている若者からの依頼でタイヤの組み換え作業です。
お車は参照ですが、この形になります。
そして、組み替えたタイヤはヨコハマタイヤのアドバンA052と言うタイヤの225/45-17のサイズです。
以前何度か履いて走行した中古タイヤですが、まだまだ使えるので今回組み換えます。
この状態は古いタイヤを外して、アドバン052をセットした状態でまだエアーは充填してない物です。
使用するタイヤチェンジャーは、イタリア製バトラー社の物になります。
通常のヨーロピアンタイプの物よりスピーディーに交換できます。
話を元に戻しまして、このアドバン052と言うタイヤはプロだけではなくビギナーまでもモータースポーツを楽しむ、すべての人が使用できるタイヤです。
特にレーシングタイヤと言うわけではありません。
ストリートラジアルタイヤの位置づけです。
そして、バランス計測をして組み上がったタイヤになります。
このタイヤを履いてアスファルトの競技場をまるで水澄ましのように駆けて行くことでしょう
本日のメニューはこれにて終了です。
また明日頑張りましょう